落葉の物語

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蕾(つぼみ)と新芽。

午前中、鉢の植え替えをした。
祖母はガーデニングが大好きだった。その頃は、『ガーデニング』なんて呼ばない、園芸かな。
母もたくさん花を咲かせていた。引っ越す前の家では、よく手伝いをさせられた。
休みの日、好きなことをしようと思うと、手伝ってと言われ、えー!と思うこともあった。
でも、やはり花の咲くのはうれしい。玄関まで何段か階段のある家で、いつも必ず花があった。
小さな小さな庭には、椿やくちなしが植わっていた。
今の住まいに越して来てから、母はもうほとんどできなくなり、仕方なく私がやることになった。
はじめは仕方なくだったけど、意外とはまり、今は余計な口をきく人間よりいとおしい。
冬の間中、寒さと風にさらされ、ようやく植木くんたちにうれしい春がやって来た。
ヘベレケになった枝に小さな芽がついいている。
去年はじめて植えたレモンなんとかという植木は、たくさんの蕾をつけている。
どんな花が咲くか楽しみ。都忘れももうすぐ咲く。
水遣りをしながら、君たちは偉いね、と話しかける。
昨日、めずらしく多少調子よかったので、一緒に植え替えをすると言っていたのに、
また具合が悪くなってしまった母。花は慰めになるだろうか。
新芽のように、息を吹き返して欲しい。
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by julie9352 | 2011-04-18 00:12 | ガーデニング | Comments(0)

いつか土に帰る日まで。


by くり