落葉の物語

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何のために。

例年通りにいけば、5月の連休過ぎから、母の具合は快方に向かうはずだ。
年々老いていくのだから、治ってきたものも治らないか、すごく時間がかかることは
頭では分かっている。病院通いをしたからといって、薬をきちんと服用したからといって
治らないことも、いやというほど知っている。母だけでなく、気になる友人もいる。
時々、時々どころか毎日、日に何度もよく考える。
病気の人は、障害のある人は何のために生きるのか、と。
健康な人は、きっと憐れむか、差別さえするだろう。
健康が当たり前だとすると、マイナスの人間ということになってしまう。
だけど、世の中には美しいもの、やりがいのあることと同じくらい、理不尽なこと、
みっともないこと、汚いものがあるということを、その人たちは教えてくれる。
前に進むことだけを考えている人たちが、世の中を動かしたら果たしてどうなるだろう。
病は気からと、よく言われるけど、私はいつも、気は病からと思っている。
そこで生まれた『気』は、深く折れることがないと信じたい。
折れても折れても、私たちぬるま湯で生きている人間に、無言で示して欲しい。
何のためにかを。
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by julie9352 | 2011-06-14 22:52 | ひとりごと | Comments(0)

いつか土に帰る日まで。


by くり