落葉の物語

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レディファースト

通勤の地下鉄内のこと。

目の前の座席が空き、坐ろうかなと横を見ると初老の男性。
初老なので、ひどくおじいさんではない。
初老の方も、私もお互い「どうぞ」となった。
その男性は、自分のほうが年取っているけど、
やはり女性に譲るべきとおもったようだ。
でも、「いいえ、どうぞ」ともう一度言うと、ありがとうと腰をかけた。

降りる駅で開くドアがその座席と反対なので、後ろを振り向くと
青年が席を譲ってくれた。30歳台前半かな。もっと若いかもしれない。
「僕が坐って、この人が立ってるってことはない」という感じだった。
ちょっとはにかんで、とてもさり気なく。
ありがとうと気持ちよく坐らせていただいた。

たったそれだけのことだけど、お二人とも私をレディとして扱ってくださったようで
嬉しかった。またはただの、くたびれたおばさんだったのかもしれない。
それでも、お二人とも一瞬の行動が優しくスマートで、気持ちのよい
一日のスタートだった。
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by julie9352 | 2015-07-24 22:55 | ひとりごと | Comments(0)

いつか土に帰る日まで。


by くり