落葉の物語

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洋裁

月に1~2回洋裁を習っている。
洋裁教室ではなく、今年から押しかけ生徒になった。
先生は82歳。時々洋服の修理や寸法直しをしてもらうようになって
何年、たぶん15年近くのお付き合いの洋服屋さん。
紳士服を縫っていらしたご主人が亡くなり、奥様がずっと洋服直しを
していらっしゃる。教えてくださいませんか?と昨年末お願いした。
いいわよ、でも私いい加減よ、と月謝を受け取ってくださらない。
毎回お茶菓子や果物を持参する。
一番喜んでくださるのが、煮物やサラダなどのお惣菜。
前日に2種類くらい作り持って行く。もちろん我が家の惣菜にもなる。

洋裁と呼ぶにはまだ早い。
はじめはパッチワークをしたまま放っておいたものを手提げ袋に仕上げたり、
ファスナーを上手くつけられずお蔵入りになっていたものなどを形にした。
最近は着物の生地でブラウスを縫い、少しずつ「洋裁」っぽくなってきた。
母がディサービスで一緒の方からいただいた生地。
踊りの先生をしていらしたそうで、普段も着物で過ごされたとのこと。
うちの母よりだいぶお若いようだけど、ご病気で半身に麻痺があるそう。
着物の価値は分からないけど、先生と「すごいねー着物は」とひとしきり
感心し、どうしようか、何を縫おうかから始まる。

腕前は一人前ではないけど、大切にしていらした着物、大事にしたい。
工夫し苦労し、仕上げて永く着たいと願いながら作っている。
と言うと恰好いいけど、工夫し苦労しているのは先生のほうだ。
82歳にはとても見えない。ハッキリものを言う方だけど、私は気が弱いのよ、
あら私もですよ、なんておしゃべりしながらも採寸は間違えず、難しいところは
縫ってくださっていて、サクサクと進むのだ。
一人でもサクサク進むように、いつかなりたい。
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by julie9352 | 2017-09-05 00:09 | 手芸 | Comments(0)

いつか土に帰る日まで。


by くり