落葉の物語

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カテゴリ:ひとりごと( 115 )

ハンカチ~フ

旅行のお土産やちょっとしたお礼にといただいたハンカチが
引き出しの底で眠っている。
ずっと畳まれたままのため、折り目がくっきりついてしまい、
かわいそうなので、先日広げてみた。ハンカチは広げると本当にきれい。
選んでくれた人の顔が目に浮かぶ。

小学生のとき、持ち物検査というのがあった。
ハンカチ、ちり紙は持ち物の必須だった。まだポケットティッシュなどない時代。
今は飲食店や病院などペーパータオルの置いてある場所が増えたので、
ハンカチの出番は少なくなった。ただ私は熱風で乾かすのが好きではない。
音がうるさい、電気の無駄、自分の手くらい自分で拭こうよ。

ハンカチではなく、ハンカチーフですね。
幼少の頃から英語教育をという時代ではないから、ずっと「ハンカチ」だと思っていた。
ハンカチーフと言われてもピンと来なかったけど、ピンとなることがあった。
そう、『木綿のハンカチーフ』です。なんと美しい曲でしょうか。

ハンカチではなく、ハンカチ~フと歌うところに、この曲のよさがある。
「可憐」とは、ここに登場する女の子のことを指すのだ。今時こんな子はいないかもしれない。
いや、当時でさえ既にあまりいなかったのだ。だから歌になったのだと思う。
ギターでこの曲を習ったとき、まさとくんと「こんな女の子をフルなんて、ぜったいこの男は
幸せになれないよね」と意見が一致したものだった。

アイロンをかけたきれいな色の木綿のハンカチ~フを
持ち物として エチケットとして 心の中にも常に持っていたい。
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by julie9352 | 2015-11-19 22:42 | ひとりごと | Comments(0)

暗くなければ
光だとは気づかない

幼い頃から暗闇が大の苦手だった
苦手どころではなく 恐怖そのもの
明かりの見える場所でしか眠れない

暗くなくても
光のありがたさは分かる

でも一度暗闇に迷い込んだことがある
どうやって出て来たか
自分で舟を漕いで来た
岸も見えないのに

見えなくても 岸があったから
光ってそういうものだとおもう
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by julie9352 | 2015-09-07 23:01 | ひとりごと | Comments(0)

反面教師

いやなことや
いやな人にあったときは
反面教師だと考えればいい

きっと
たぶん
ぜったい

良いことだけでは 成長できない

良い人好い人ばかりでは 退屈だろう

温室に長く入っていると 生温くて気持ち悪くなる
冷たい風も熱風も雨も
育つためには 必要なもの

こちらから求めなくても 風が吹き 日照りが続き 雨が降るように
反面教師は勝手にやってくる

ひとつの自然災害だとおもうことにしよう

自然災害で命を落としたり、家を失う人もいるのだから
反面教師くらい可愛いものだとおもえる余裕を持ちたい

でもキャパの狭い私には そんな芸当はできない

ただ疲弊する
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by julie9352 | 2015-08-29 22:59 | ひとりごと | Comments(0)

夏の終わり

気温がストンと落ちた
猛暑、酷暑から解放され、身体も楽になった
でも夏の終わりは いつも嫌い
何年経っても このさびしさに慣れることはない

ひどい事件が起こり、世界のあちこちで戦争をしている事実も
あまりに暑いと 考えなくてもいいような気がする
涼しくなったから 少し考えないとね

気温が落ちると 喘息を起こす人もいる
楽になった途端 糸が切れることもある

考えても仕方ないから せめて祈る

秋風が やさしく吹きますように
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by julie9352 | 2015-08-24 22:48 | ひとりごと | Comments(0)

レディファースト

通勤の地下鉄内のこと。

目の前の座席が空き、坐ろうかなと横を見ると初老の男性。
初老なので、ひどくおじいさんではない。
初老の方も、私もお互い「どうぞ」となった。
その男性は、自分のほうが年取っているけど、
やはり女性に譲るべきとおもったようだ。
でも、「いいえ、どうぞ」ともう一度言うと、ありがとうと腰をかけた。

降りる駅で開くドアがその座席と反対なので、後ろを振り向くと
青年が席を譲ってくれた。30歳台前半かな。もっと若いかもしれない。
「僕が坐って、この人が立ってるってことはない」という感じだった。
ちょっとはにかんで、とてもさり気なく。
ありがとうと気持ちよく坐らせていただいた。

たったそれだけのことだけど、お二人とも私をレディとして扱ってくださったようで
嬉しかった。またはただの、くたびれたおばさんだったのかもしれない。
それでも、お二人とも一瞬の行動が優しくスマートで、気持ちのよい
一日のスタートだった。
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by julie9352 | 2015-07-24 22:55 | ひとりごと | Comments(0)

狭間

説明するまでもなく、物と物の間の、文字とおり狭いところ。

物と物の間には空間が必要だけど、
気持ちと気持ちの間は微妙だ。

狭間なんてないほうが楽だろう。
例えば好きか嫌いか。行くか行かないか。話すか話さないか。

やるだけやったから後悔はないと言い切ることのできる人は
狭間に堕ちる(あるいは落ちる)ことのない人なのだとおもう。
私は堕ちて(落ちて)ばかり。
ばかり、でもないか。
けっこう、やるだけはやっている。
猪突猛進型の人間だから。

でも後悔する。
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by julie9352 | 2015-07-14 00:33 | ひとりごと | Comments(0)

原点

中学2年生のとき、かつみ(タイガースのトッポ)のファンになった。
周りにかつみファンがいた訳でもないのに、それどころか世の中ジュリーー!の時代、
あんな暗い人のどこがいいの?とさえ言われた。
なのに、なぜか突然一人で好きになった。
もうタイガースを脱退し、マリファナ事件も起こした後だった。

初めて「コンサート」に行ったのは、かつみのコンサート。サンケイホールだった。
チケットをどうやって買うかも知らなかった。
周りにかつみファンはいなかったので、一人で調べ買いに行き、
コンサートも一人で出かけた。
ファンクラブへ入ると会報が届くようになったけど、母に「あんな事件を起こす人」と怒られ
辞めるように言われた。そこでファンクラブのお姉さんに手紙を書いた。
個人名で送ってください、とお願いしたのだ。

ライブハウスに行きたかったけど、中学生の身。
兄も姉も年上のいとこも近くにいなかったので、夜出かけられなかった。
ライブのある日の夕方、ライブハウスに電話をかけたことがある。
かつみと電話で話すことができた。ライブ前リハに入る時間帯を考えてかけたのだった。
家からそんな電話をかけられないので、公衆電話から。

六本木に当時あった「加橋かつみファンクラブ」も一人で見に行った。
生まれてはじめての六本木。右も左も分からない、住所を頼りに。
小さな中庭のあるマンションだった。その中庭で『花の首飾り』を歌って帰って来た。

突然好きになる、誰にも相談せず一人で行動する、
褒められたことではないけど親に嘘をつく、
知恵を絞り、情熱を傾け、好きなことには努力する。

かつみに出会わなければ、私はただの人形だったとおもう。
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by julie9352 | 2015-07-06 23:29 | ひとりごと | Comments(0)

大きなアゲハチョウ(という種類だとおもう)に出会ったのは、コンサートの2日くらい前。
洗濯物を干していて、地面で羽をバタバタさせている蝶に気づいた。
どうして飛んでいかないんだろうと、よく見ると片方の羽が半分くらいしかない。
飛びたいのに飛べない。ずっと歩くように羽をバタバタさせている。
少し休んだら?と声を掛けると、日陰になる場所で一時休憩。
でもまた動き出し、洗濯干しの周りを歩いている。見ているのがつらい。

見たくなかった。見るとしてもコンサートの後がよかった。
「チャリティ」コンサートである。誰かの何かの役に立ちたいと願っている。
滅多にハイな気分にならない私でも、コンサートの前は『Let’s go!』という気持ちでいる。
なのに、こんな小さな生き物も助けられない。
蝶は何を食べるのかな。飛べなくても小さな虫を食べられるだろうか?
心配しながら洗濯物を干し終え、仕事へ出かける。

翌日も蝶は前日と同じように動き回っていて、安楽死させてあげられるならとさえ考えた。

コンサートの翌日、高さ40~50cmくらいある植木の花に蝶のいるのを見つけた。
あ!元気になったんだね。よかった!一瞬すごくうれしかった。
その蝶はすぐ飛んでいったのだけど、たぶんあの蝶とは違うだろう。
いくら理科音痴の私でも、そのくらい分かる。

でも、とても似ている蝶で、大きさも同じくらい。
飛んでいった蝶は、あの蝶を吸収してくれたのだと考えたい。
見えないものに支えられて私たちは生きているような気がする。
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by julie9352 | 2015-06-16 23:00 | ひとりごと | Comments(0)

理想

物は少なく、できるだけ口数も少なく、心豊かに。
これが私の理想だ。

1つ目の「物は少なく」は実行している。
整理魔なので引き出しの中まで、わりあいいつも片付いている。
しかし片付けに要する時間が長く、あるとき気がついた。
そうだ、物を少なくすればいいんだ。早く気づけよという感じである。
なるべく物を買わない、増やさない、あるもので済ますことを心がけている。
増やさないだけでなく、できるだけ減らしたい。
何年も前、マザーテレサ展を見たとき、マザーテレサにはほとんど「私物」というものの
ないことに感動した。聞けば『聖書と今着ているサリー(洋服)とサリーを洗うバケツ、
もう1枚サリーがあればよい』とのこと。
こうはいかないけど、変なものを残されたら息子が困るだろう。
自分で自分の物を捨てるのはいいけど、他人の物を捨てるのはいやなものだ。
家族を他人とは呼ばないかもしれないけど、私は自分以外はすべて他人と考える。

2つ目の「口数少なく」は実行というより、元々それほどおしゃべりではない。
愚痴も悪口も言わなければ、もっと格好いいけど、凡人なので多少は言う。
ただ愚痴も悪口も言ったところで、何の解決にもならず、自分の品格を落とすのと
時間の無駄ということだけは知っている。
言えばすっきりするという人もいるけど、私はあまりすっきりしない。

3つ目の「心豊かに」はなかなか到達できない。
2つ目まである程度できているなら、少しくらい近づいてもいいのではないか。
何歳になれば近づけるのか。この歳でだめなら一生だめなのだろうか。
頑張って「心豊か」になるとはおもえない。
では、どうすればよいのでしょう。器の問題なのだとおもう。
小さい器なら、たくさん入れずに、入って来たものを慈しむようにしたい。
それと、心だけは空を飛びたい。
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by julie9352 | 2015-04-19 23:03 | ひとりごと | Comments(0)

better

good better best

最近不機嫌です。特に不機嫌になる理由はないけど。
考えてみれば一日12時間以上は働いている。仕事だけでなく家事の時間が長い。
さらに母の付き添いや送り迎え。その他、その他は全部主婦にくる。
ゴスペルもギターも続けている、続けられるのは大変幸せだとおもう。
文句を言ってはいけない。自分の時間などとれない重病人、障がいのある人を
家族に持つ方も多くいらっしゃる。

しかし、時々バカヤローと言いたくなる。
バカヤローの気配を感じると、息子と夫が多少ウロウロする。
その前からウロウロしてもらいたい。
家族なんていなかったら、全部自分の時間なのに、と罰当たりなことも考える。

よく「ベストを尽くす」と言うけど、ベストを尽くせる人は幸せだ。
ベストを尽くしているそばの人は、自分のベストを尽くせないだろう。
若い頃、時間はほとんど全部自分のものだったのに、ずっとぼーっとしていた。
あの頃ベストを尽くせたのに、そういう対象がなかったのだ。
人生は難しい。手に入らなくなると、とても欲しくなる。

どうすればよいか。bettrです。
昨日より少しbettrな日になるとうれしい。
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by julie9352 | 2015-04-12 22:00 | ひとりごと | Comments(0)

いつか土に帰る日まで。


by くり