いつか土に帰る日まで。

by くり

カテゴリ:ひとりごと( 111 )

折り合い。

昼間はまだ蒸し暑いけど、今日から10月。
もうすぐお正月だ。もうすぐ、ではないけど、いつも3ヶ月なんてあっという間。
ブログをもう少し更新するようにしたい。
なぜブログを書くかというと、文章を書きたいから。
ギターの弾ける人になりたいのと同じ。文章の書ける人になりたい。

毎日何をしているかというと、考えてみれば折り合いをつけている。自分の中で。
ギターを弾くと、本を読む時間がなくなる。
手芸をしたいけど、眠い。
人に優しくしたいけど、そういう自分が嫌いなときもある。
天使と悪魔が交互に出てくる・・・というほど大袈裟なことではないけど。

思い切り好きなことだけしたいなぁ

でも拓郎が言ってた。

これが自由というものかしら 自由になると悲しいのかい
やっと自由になれたからって 涙が出たんじゃ困るのさ
やっぱり俺は 人に揉まれて みんなの中で生きるのさ

暑い暑い夏が過ぎ、暑くて考えなかったことなど考え、これでいいんだと
多少無理にでも肯定するのが、私の秋のはじめ。
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by julie9352 | 2013-10-01 22:42 | ひとりごと | Comments(0)

台所の音。

外が暗くなると、同じ時間に同じ音が聞こえてきた。
包丁の音。みじん切りをする細かい音。

その家は子どもが4人いて、お母さんは継母だった。
白雪姫やシンデレラの継母はひどい人だけど、そこのお母さんは賢明なしっかり者。
包丁の音は、たぶん一番上のお姉さんだっただろう。
その時間に、お母さんはまだ仕事から帰っていなかったのだと思う。

お母さんは、加藤さんといった。
子どもたちは、「加藤さん」とも「かとさん」とも「かっさん」ともつかない呼び方をしていた。
もうすぐ、かあさん、おかあさん。

今は、台所を『キッチン』なんて言うけど、私は台所のほうが好き。
台所には、主婦のどうしようもない気持ちが渦巻いている。
諦めとも不満とも、悔しさ、悲しみが入り混じったような。
それでも主婦が台所を出ていかないのは、台所にはあたたかい火も冷たい水もあるから。
燃やすことも流すこともできる。
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by julie9352 | 2013-09-09 22:28 | ひとりごと | Comments(0)

百日紅。

気をつけていると、百日紅はあちこちに見られる。街路樹にも多い。
同じピンクでも濃いのも薄いのも、どの色もきれい。
祖母のお墓にも植えてある。もう亡くなった知人の家の庭にもあったけ。
猿も登るのに滑るから「さるすべり」と言うのだと聞いたけど、さすがに「猿滑り」とは書かない。
花の名前は、見たり聞いたりするだけで心が和む。

何年か前、『百日紅の咲かない夏』という三浦哲郎さんの小説を読んだ。
幸せ薄い姉弟の話なのに、悲しいより美しかった。
ずっと同じトーンの静かな悲しさが鳴っているようだった。
もしかしたら嬉しいことより悲しいほうが美しいのではないか。
嬉しいことは消えてしまうけど、悲しみはなかなか消えない。
だから自分に寄り添ってくれるのは、悲しみのほうなんだろう。

20日ぶりくらいに気温が30℃を下回った。
夏がいく。私の苦手な季節。
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by julie9352 | 2013-08-27 00:05 | ひとりごと | Comments(0)

病気。

病気かビョーキか、整理整頓が好き。
好きというより、片付いていないと落ち着かない。
お財布の中のお札の向きが違うのも、嫌い。そんなこと、どうでもいいのに。
でも、掃除はそれほど好きではない。。。

ゴスペルのコンサートが終わり、少し時間ができ、またこの病気にかかっていた。
片付け出すと、止まらなくなる。
だけど、もう止まりました。自分の中の基準で片付いたから。

片付けられないのも病気らしいけど(脳の病気らしい。大抵この病気の人は時間にだらしない)
片付けてばかりいるのも病気だと思う。
しかし、人にはどこか病的な部分があるもの。

大事なのは、自分の病気と上手くつきあえるかどうかだ。
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by julie9352 | 2013-06-27 22:12 | ひとりごと | Comments(0)

響き。

言葉は、意志や用件を伝える役目だけでなく、一瞬身体を包んでくれる魔法を持っている。
放った後に響きの残る言葉が好きだ。

夕暮れ 恋人 海 風 香り

陽だまり 雨 季節 空 昼下がり
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by julie9352 | 2013-05-28 23:16 | ひとりごと | Comments(0)

白黒の世界。

夕食に鰹のたたきを食べた。目に青葉 山ホトトギス 初かつお
5月はよい季節だ。なのに、なぜか元気が出ない。白黒テレビを見ているよう。
しかし今週末は、ゴスペルチャリティーコンサート本番。
何が何でも元気を出さなければいけない、と思っていたけど、別にテンション高くなくてもいい。

カラーテレビが登場し、電子レンジでチンが当たり前になり、FAXで送っていたのがいつの間にか
メールに添付になり、携帯電話を持ち歩き、年中写真を撮る。
考えてみれば、多くを求め過ぎるようになったのだ。
白黒テレビの時代だって、私たちは健気に生きていたはず。

人間は明るい人ばかりではない。五体満足な人ばかりではない。
欠けているほうが、きっと一生懸命生きられるだろう。感謝もできる。
白黒の世界はシンプルでいいかもしれない。
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by julie9352 | 2013-05-19 21:18 | ひとりごと | Comments(0)

ふしぎな話。

小学生の頃、飼っていた犬の名前は「ワナ」だった。
弟と私の間で意見がまとまらず、仕方なくワンちゃんと呼んでいたところに、近所の子たちは
「名前ないの?じゃあ名無しの権兵衛だ」と言い、ワンちゃんの「ワ」と名無しの「ナ」でワナとなった。

ワナは捨て犬だった。
前の飼い主は病気のワナを、我が家の玄関前の植え込みに置き去りにした。
母が看病し、飼うともなく我が家に住むことになった。
既に成人(成犬)だったワナは、小学生の私より地位が上と思っていたようだ。
私が毎朝散歩してあげたのに、2度も噛まれた。
気の強い性格で、どんな大きな犬にもひるまず向かっていった。
その頃、私は散歩の途中よくワナに話しかけた。気の弱い私は、学校でその頃強引なクラスメイトに
振り回された。いじめという程ではなかったけど、いやで一人でいることが一番好きだった。
ワナは迷惑そうだったけど、そんな話をしたのだった。

9~10年程前、うつ病を患っていたある日。どうしても頭痛の抜けないことがあった。
頭痛薬も効かず、気分転換に外へ出てもだめ、飲んだり食べたりしても、どんどん痛くなり、
激痛になってきた。病院へ行ったところで、出してくれる薬は同じ、他の処置のしようもない。
でも痛い。何時間も過ぎ、仕方なく寝ていた。ふと気配を感じ、目を開けると、ワナが私の右足の
あたりに坐っている。あれ?ワナと思った途端、すーっとワナは居なくなり、頭痛は消えていた。

助けに来てくれたんだね、ワナ。
と同時に、私の生きている間、もうワナは助けてくれることはないだろうと感じた。
今度会うのは、あの世だ。あの世にいく道は分からない。ワナ~って呼ぶから迎えに来てね。
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by julie9352 | 2013-03-24 14:38 | ひとりごと | Comments(2)

過去。

週末の暖かな道を歩いていて、思い出したことがある。小学生の頃。
母と弟と出かけた帰り道、弟が急に「後ろ向きに歩いてみよう」と言い、歩き出したところ、
バランスを崩し倒れてしまった。そこへ偶然通りかかったパトカーのおまわりさんが、大丈夫ですか?と。
具合が悪くて倒れたと思ったようだ。すみません、ふざけて後ろを向いて歩いていたんです。
アハハ、家まで送ってあげよう、と3人をパトカーに乗せてくれたのだった。
僕、元気だね、何年生?などと言われ、家の前で降ろしてくれた。のどかな時代だ。

思い出は、いつも美しい。色褪せることはない。

前向きに生きられないときは、思い出に浸る。そうしよう。いい方法だ。

未来に希望がない訳ではないけど、不安もある。でも、過去は厳然たる事実のみ。
その動かない事実に、忘れがたい思い出までもがある。すばらしいことだ。
何でもっと早く気づかなかったんだろう。前向き、前向きって言い過ぎない?

武田鉄矢さんが言っていた。今の自分を支えているのは、過去の自分だけだって。
今の自分にプライドがあるとすれば、過去の自分のがんばったこと。
さすが、金八先生、いいこと言うなぁ

あの頃はよかった、とばかり言うほど年をとってはいないけど、あの頃の瑞瑞しさを思い出すと、
心の中に灯火がともるような気がする。
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by julie9352 | 2013-03-17 23:51 | ひとりごと | Comments(0)

気後れの季節。

あまり鍛えられていないからか、元々内向的な性格のゆえか、すぐ気後れしてしまう。
考えていても仕方ないのだから、当たって砕けろでもいいし、やってみなければ分からない。
案ずるより産むが易し、というでしょ、と自分に発破をかけてみるけど、
気持ちが前にいかないときがある。
今がそのとき。

そんな悠長なこと言っていられないのに、エンジンがかからないどころか心臓がドキドキする。
困った。何でもないのに涙が出てくる。

だけど皆、ドキドキしながら向かっているのだろう。
私が特別弱いわけではないよね、きっと。

早く過ぎて欲しい、気後れの季節。
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by julie9352 | 2013-02-11 21:23 | ひとりごと | Comments(0)

春だったね。

明日は早くも立春。
その立春より早く、一日だけ春になった。昨日は暑いくらいの気温だった。
具合の悪い母は、寒い寒いを連発。
具合の悪い人を置いて出かけるのは、後ろ髪をひかれる。
ひかれながらも、ゴスペルの合同練習場所の抽選と、その後ボランティア交流会へ。
抽選は一番取りたかった時間よりずれたけど、希望日に取ることができた。
ボランティア交流会は、ドイツとイギリスの子どもホスピスの話なども聞けて、
内容の濃いものだった。母には申し訳ないけど、行ってよかった。

春だったね。たくろうの歌い方だからいいんだよね。

今日も、昨日ほどではないけど寒くなく、植木の手入れをした。
母も少し元気になって、枝を切ったりしていた。
もう少しで(少しじゃないかな)春になるからね、と植木に話しかけてみた。
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by julie9352 | 2013-02-03 22:17 | ひとりごと | Comments(0)