2017年 04月 12日
一番びっくりしたこと。
弟が生き物好きで、いろいろな甲殻類、昆虫を飼っていたのだ。
ケンカをするとその生き物を出してきて、私につけようとする。
キャーなどとは言わないけど、皮膚につけられるのは気持ちよくない。
でも、そのおかげかどうか、今もカナブンは手でつかめる。
セミはちょっとドキドキするけど、つかめる。
ある朝、玄関で靴を履こうとしたら違和感があった。ん?何か入ってる・・・
ガサガサ動く。ゲッ、何だこれ。ザリガニだ!
脱走したザリガニが私の靴の中に入っていたのだった。
テレビドラマは、驚くとキャー!と叫ぶ場面ばかりだけど、
実際、人は驚くと声など出ない。
ザリガニだと分かったとき、あまりの驚きというか恐さというか
うんともすんとも声は出なかった。
50年近く経った今も、靴を履くとき思わず警戒してしまう。
ザニガニがいたらどうしよう。
人生何が起きるか分からない種類の、初めての出来事だったかもしれない。
だけどタイムマシーンがあったら、あの頃の私と弟に会いにいきたい。
きっと、二人共いい笑顔をしているだろう。
by julie9352
| 2017-04-12 22:34
| 想い出
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